2026年4月11日土曜日

博士の長靴 瀧羽麻子

久々に読書したくなって、店頭で見つけた作品です。瀧羽さんの作品は私も好きでよく読んでます。タイトルがいつも面白いのです。親子3代に続いて気象について学んでいく男たち。特におじいさんの気象に対する熱量はすごい。ここまで夢中になれることがあるなんて羨ましいです。お天気のことなら何でも知っている博士。一つのことに、これだけ一生懸命になれるなんて羨ましい。博士の奥様も何も言わずついてきたのは同じ女性として尊敬できるところがあります。長靴は始めは女中の方にその家の息子さんからいただくシーンがありましたが、どういうわけかそこで終わり、二十四節季ごとにお祝いをする習慣があるのは微笑ましいことでした。でも、一つだけ気にいらないところが個人的にありまして、息子さんの和也さんが不倫をすることです。私は恋愛は自由ではあると思いますが道を踏み外すのは良くないと思っているのでここはちょっと好きではありませんでした。まあ、そんなことは置いておいて兎に角、博士の熱量とその周りの人たちの物語は心温まるものでした。ちょっとほっこりしたい時にお薦めです。

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